ateliers-ai-mcpserver by yuu-git - MCP Server

Ateliers AI MCP Server

C#/.NETで実装したModel Context Protocol（MCP）サーバー。複数のIDEとAIクライアントからGitHub/ローカルファイル統合操作と技術記事参照を提供。

⚠️ ベータ版について

本プロジェクトは開発中のベータ版です。

✅ 基本的な機能は実装済み
❌ 動作の安定性は保証できません
⚠️ 個人プロジェクトのため、サポートは限定的です
🔧 予告なく仕様変更や破壊的変更が発生する可能性があります

使用は自己責任でお願いします。
本番環境や重要なデータでの使用は推奨しません。

不具合報告や改善提案はIssuesへお願いします。

概要

ateliers.devの技術資産（コーディングガイドライン、技術記事、開発リポジトリ）を複数のIDEから直接参照・編集できるMCPサーバー。

主な特徴

✅ マルチクライアント対応 - Claude Desktop、VS Code、Visual Studioから同じツールを使用可能
✅ ローカル優先アクセス - LocalPath設定時は高速なローカルファイル操作、未設定時はGitHub API経由
✅ Git統合 - AutoPull/AutoPush対応、ファイル変更の自動コミット＆プッシュ
✅ 汎用ファイル操作 - 読み取り/書き込み/削除/リネーム/コピー/バックアップの完全CRUD
✅ 記事専門ツール - ateliers.dev技術記事の検索・一覧・読み取り（Frontmatter自動除去）
✅ 複数リポジトリ対応 - 設定ファイルで柔軟なリポジトリ管理

対応クライアント

クライアント	バージョン	ステータス
Claude Desktop	最新版	✅ 完全サポート
VS Code	1.102+	✅ Agent Mode対応
Visual Studio	2022 17.14+ / 2026 Preview	✅ Agent Mode対応

バージョン履歴

v0.7.0（2024-12-02）

Phase 7: Notion基礎統合
Notion API接続基盤実装
Tasks管理ツール実装（CRUD操作）
Ideas管理ツール実装（CRUD操作）

v0.6.0（2024-11-29）

Phase 6完了: マルチクライアント統合
VS Code統合（Agent Mode、相対パス対応）
Visual Studio統合（Agent Mode、セキュリティ強化）
Claude Desktop統合確認
各クライアント用セットアップガイド作成
.vscode/mcp.json.sample と .mcp.json.sample の提供

v0.5.0（2024-11-28）

Phase 5完了: Git操作統合
LibGit2Sharp導入
GitOperationService実装（Pull, Commit, Push, CommitAndPush）
AutoPull/AutoPush機能実装
認証情報階層化（リポジトリ固有 → グローバル）
コンフリクト検出とエラーハンドリング
6つの書き込み系ツールにGit統合

v0.4.0（2024-11-26）

Phase 4完了: ローカルファイル優先ロジック実装
LocalFileService新設（完全CRUD + Rename + Copy + Backup）
RepositoryTools実装（8つの汎用ファイル操作ツール）
AteliersDevTools改善（記事検索・一覧・読み取り）
不要ツール削除とツール説明全面改善（MCPツール選択ガイド準拠）
appsettings.json設計（Dictionary形式でリポジトリ管理）

v0.3.0（以前）

Training版ベース（ateliers-training-mcpserver-claude）
GitHub読み取り機能
基本的なキャッシング

対応リポジトリ

以下のリポジトリに対応（appsettings.jsonで設定）：

リポジトリキー	説明	用途
AteliersAiAssistants	コーディングガイドライン	AI向けコーディング規約・サンプル
AteliersAiMcpServer	本MCPサーバー	ソースコード管理
AteliersDev	技術ブログ	Docusaurus記事・ブログ投稿
PublicNotes	パブリックメモ	TODO・アイデア・スニペット
TrainingMcpServer	Training版MCPサーバー	学習用コードベース

機能一覧

GitTools（Git操作）

ツール	機能
`commit_repository`	リポジトリの変更をコミット
`push_repository`	コミットをリモートにプッシュ
`pull_repository`	リモートから最新を取得
`commit_and_push_repository`	コミット＆プッシュを一括実行
`create_tag`	Gitタグを作成
`push_tag`	タグをリモートにプッシュ
`create_and_push_tag`	タグ作成＆プッシュを一括実行

RepositoryTools（汎用ファイル操作 + Git統合）

ツール	機能	Git統合
`read_repository_file`	ファイル読み取り	-
`list_repository_files`	ファイル一覧取得	-
`add_repository_file`	ファイル新規作成	AutoPull/AutoPush
`edit_repository_file`	ファイル更新（自動バックアップ）	AutoPull/AutoPush
`delete_repository_file`	ファイル削除（自動バックアップ）	AutoPull/AutoPush
`rename_repository_file`	ファイルリネーム	AutoPull/AutoPush
`copy_repository_file`	ファイルコピー	AutoPull/AutoPush
`backup_repository_file`	バックアップ作成	-

AteliersDevTools（記事専門）

ツール	機能
`read_article`	記事読み取り（Frontmatter自動除去）
`list_articles`	記事一覧取得（.md + .mdx）
`search_articles`	キーワード検索（ファイル名・内容）

前提条件

.NET 8.0 SDK以降
Git（AutoPull/AutoPush使用時）
GitHub Personal Access Token（オプション：GitHub API/Git Push使用時）
以下のいずれかのクライアント：
- Claude Desktop（最新版）
- VS Code（1.102以降）+ GitHub Copilot拡張機能
- Visual Studio 2022（17.14以降）または 2026 Preview + GitHub Copilot

クイックスタート

1. リポジトリのクローン

git clone https://github.com/yuu-git/ateliers-ai-mcpserver.git
cd ateliers-ai-mcpserver

2. 設定ファイルの作成（任意）

基本的な動作にはローカル設定は不要ですが、ローカルファイルアクセスやGit統合を使用する場合は appsettings.local.json を作成してください。

詳細は各クライアントのセットアップガイドを参照してください。

3. クライアント別セットアップ

使用するクライアントに応じて、以下のガイドを参照してください：

Claude Desktop

📖
フルパス設定が必要
dotnet run方式またはビルド済みexe方式

VS Code

📖
.vscode/mcp.json.sample をコピーして使用
相対パス対応
Agent Mode必須

Visual Studio

📖
.mcp.json.sample をコピーして使用
相対パス対応
Agent Mode推奨

使い方

ファイル読み取り

Services/GitHubService.cs を読んで

AIが自動的に read_repository_file ツールを使用します。

ファイル編集（Git統合）

README.mdのバージョン履歴を更新して

AutoPush=true の場合、AIが以下を実行：

AutoPull確認→リモートの最新を取得
read_repository_file でREADME.mdを読み取り
内容を更新
edit_repository_file で保存（自動バックアップ作成）
Git commit & push（自動）

記事検索

GitHub Actionsに関する記事を探して

AIが search_articles で記事を検索し、関連記事を提示します。

マルチクライアント活用例

1. Claude Desktopで設計・仕様検討
2. VS Codeで実装
3. Visual StudioでデバッグとCodeLens活用
   ↓
すべてのクライアントから同じMCPツールを使用

高度な設定

ローカルファイルアクセス（LocalPath）

高速なローカルファイルアクセスを有効にするには、appsettings.local.json を作成：

{
  "Repositories": {
    "PublicNotes": {
      "LocalPath": "[YOUR_CLONE_PATH]\\ateliers-public-notes",
      "AutoPull": true,
      "AutoPush": true
    }
  }
}

メリット:

10-5000倍高速なファイルアクセス
GitHub APIレート制限の回避
リアルタイムな編集フィードバック

Git統合（AutoPull/AutoPush）

認証情報を設定してGit操作を自動化：

{
  "GitHub": {
    "Token": "github_pat_11AAAAAA...",
    "Email": "your-email@example.com",
    "Username": "your-github-username"
  },
  "Repositories": {
    "PublicNotes": {
      "AutoPull": true,
      "AutoPush": true
    }
  }
}

トラブルシューティング

共通の問題

📖

クライアント別の問題

各クライアントのセットアップガイド内にトラブルシューティングセクションがあります：

開発

プロジェクト構造

Ateliers.Ai.McpServer/
├─ Configuration/
│  └─ AppSettings.cs          # 設定クラス
├─ Services/
│  ├─ GitHubService.cs        # GitHub API操作
│  ├─ LocalFileService.cs     # ローカルファイル操作
│  └─ GitOperationService.cs  # Git操作（Pull/Commit/Push）
├─ Tools/
│  ├─ GitTools.cs             # Git操作ツール（Phase 5）
│  ├─ RepositoryTools.cs      # 汎用ファイル操作ツール（Git統合）
│  └─ AteliersDevTools.cs     # 記事専門ツール
├─ Program.cs                 # エントリーポイント
├─ appsettings.json           # 基本設定
└─ appsettings.local.json     # ローカル設定（Git管理外）

ビルド（開発モード）

dotnet build
dotnet run --project Ateliers.Ai.McpServer

テスト

dotnet test

ドキュメント

セットアップガイド

Phase計画

（計画中）
（計画中）
（計画中）

ライセンス

MIT License

今後の予定

Phase 7: Notion基礎統合（次）

Notion API接続基盤
Tasks管理（CRUD操作）
Ideas管理（CRUD操作）
「思考のバッファ」としてのNotion活用

Phase 8: Notion拡張

Bookmarks管理（あとで読む）
検索機能強化
タグ・カテゴリ管理

Phase 9: Docusaurus統合

記事作成ツール（create_blog_post, create_doc_article）
Notion→Docusaurus変換フロー
Frontmatter自動生成
会話→記事変換機能
v1.0.0目標: 完全なナレッジ管理システム

Phase 10以降

SQLServer/SQLite統合
役割別MCPサーバー分割（coding, docs, productivity）
VoicePeak CLI統合
Docker化（配布オプション）

yuu-git/ateliers-ai-mcpserver