sora-mcp-server

Yugo-Dev/sora-mcp-server

3.1

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Sora MCP Server for Claude Desktop (v2.0 - 改善版) is a server implementation that utilizes the OpenAI Sora 2 Video API, enabling video generation and remixing directly from Claude Desktop.

Sora MCP Server for Claude Desktop (v2.0 - 改善版)

OpenAI Sora 2ビデオAPIを利用するためのModel Context Protocol (MCP) サーバー実装です。Claude Desktopから直接ビデオ生成、リミックスを行うことができます。

🎯 v2.0での主な改善点

このバージョンでは、OpenAIの公式Sora 2 APIに完全対応し、以下の問題を解決しました：

  • ✅ 404エラーの修正: 正しいAPIエンドポイントを使用
  • ✅ パラメータ形式の修正: OpenAI APIに準拠した形式
  • ✅ 実装の簡素化: 実証済みの機能のみを提供
  • ✅ エラーハンドリングの改善: 詳細なエラーメッセージ

詳細な改善内容は をご覧ください。

✨ 利用可能な機能

🎬 基本的なビデオ生成

プロンプトからビデオを生成します。

🖼️ 参照画像を使用したビデオ生成

画像を基にアニメーションビデオを生成します。

🔀 ビデオのリミックス

既存のビデオを新しいプロンプトで変更します（視覚的一貫性を保持）。

📊 ビデオステータスの確認

生成中のビデオの進捗を確認します。

📋 ビデオ一覧の表示

最近生成したビデオのリストを取得します。

💾 ビデオのダウンロード

完成したビデオをローカルに保存します。

必要条件

  • Node.js v18以上
  • OpenAI APIキー（Soraへのアクセス権限が必要）
  • Claude Desktop（最新版）

セットアップ

1. OpenAI APIキーの準備

  1. OpenAI Platform にアクセス
  2. API Keysセクションで新しいAPIキーを作成
  3. Soraへのアクセス権限があることを確認

2. Claude Desktop設定

macOS

設定ファイルの場所: ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json

Windows

設定ファイルの場所: %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json

以下の設定を追加（既存の設定がある場合は、mcpServersセクションに追加）：

{
  "mcpServers": {
    "sora": {
      "command": "node",
      "args": [
        "/Users/yugo/claude/mcp/sora-mcp-server/dist/index.js"
      ],
      "env": {
        "USE_AZURE": "false",
        "OPENAI_API_KEY": "your-openai-api-key-here"
      }
    }
  }
}

重要: パスは絶対パスで指定してください。

3. Claude Desktopの再起動

設定を反映するため、Claude Desktopを完全に再起動してください。

使用方法

1. 基本的なビデオ生成

MCP Soraを使って、5秒間の動画を生成してください。
プロンプト: "A golden retriever puppy playing with a red ball in a sunny garden"
サイズ: 1920x1080

生成されるもの:

  • ビデオID
  • ステータス情報
  • 推定完了時間

2. ビデオステータスの確認

retrieve_video を使って、ビデオID "video_xxx" のステータスを確認してください。

取得できる情報:

  • 現在のステータス (queued, in_progress, completed, failed)
  • 生成進捗率（パーセンテージ）
  • 作成日時

3. ビデオのダウンロード

download_video を使って、ビデオID "video_xxx" を
/Users/yugo/claude/output/puppy.mp4 に保存してください。

4. 参照画像を使用したビデオ生成

generate_video_with_reference を使って、
画像 /Users/yugo/pictures/scene.jpg をアニメーション化してください。
プロンプト: "Make this scene come to life with gentle movement"
サイズ: 1920x1080
長さ: 5秒

5. ビデオのリミックス

remix_video を使って、ビデオID "video_xxx" を
新しいプロンプト "Same scene but in winter with snow falling" でリミックスしてください。

6. 最近のビデオ一覧

list_videos を使って、最近生成したビデオを10件表示してください。

推奨設定とベストプラクティス

ビデオサイズ

  • 16:9 (横長): 1920x1080 - 標準的な動画、YouTube向け
  • 9:16 (縦長): 720x1280 - Instagram Stories、TikTok向け
  • 1:1 (正方形): 1080x1080 - Instagram投稿、Facebook向け

動画の長さ

  • 最小: 4秒
  • 最大: 20秒（sora-2）
  • 推奨: 5-10秒（生成時間とコストのバランス）

モデルの選択

  • sora-2 (デフォルト): 安定して高速、推奨
  • sora-2-pro: 高品質だが遅延の可能性あり

プロンプトのコツ

  1. 具体的に記述する

    ❌ "A dog playing"
✅ "A golden retriever puppy playing with a red ball in a sunny garden"

  2. スタイルを指定する

    "cinematic shot", "animated style", "photorealistic"

  3. カメラワークを含める

    "tracking shot", "aerial view", "static camera", "slow pan"

  4. 照明と雰囲気を記述する

    "soft morning light", "dramatic lighting", "neon glow", "golden hour"

  5. 500文字以内に収める

プリセット例

映画風
prompt: "Cinematic shot of a city skyline at sunset, dramatic lighting, wide angle"
size: "1920x1080"
seconds: 10
ソーシャルメディア向け
prompt: "Vertical format product showcase, clean background, dynamic movement"
size: "720x1280"
seconds: 15
商品デモ
prompt: "Clean white background, product rotating smoothly, professional lighting"
size: "1080x1080"
seconds: 5

トラブルシューティング

エラー: "404 Not Found"

原因:

  • APIキーが無効
  • Soraへのアクセス権限がない

解決方法:

  1. OpenAI Platform でAPIキーを確認
  2. アカウントでSoraが利用可能か確認
  3. 課金情報が設定されているか確認

エラー: "Content policy violation"

原因:

  • プロンプトまたは参照画像が規約違反

解決方法:

  • 実際の人物の画像を避ける
  • 暴力的、性的なコンテンツを避ける
  • より一般的な表現に変更

ビデオ生成が遅い

原因:

  • サーバー負荷
  • sora-2-proモデルの使用

解決方法:

  1. sora-2モデルを使用（より高速）
  2. 動画の長さを短くする（5秒推奨）
  3. オフピーク時間に実行

参照画像が読み込めない

原因:

  • ファイルパスが間違っている
  • ファイル形式が非対応

解決方法:

  • 絶対パスを使用する
  • サポートされる形式: PNG, JPG, JPEG
  • ファイルが存在することを確認

注意事項

コンテンツモデレーション

Soraには厳格なコンテンツモデレーションがあります：

  • ❌ 実際の人物の画像からの動画生成は非対応
  • ❌ 暴力的、性的なコンテンツ
  • ❌ 著作権で保護されたキャラクターや商標
  • ✅ オリジナルのキャラクターや架空のシーン
  • ✅ 自然風景や抽象的な概念

料金について

Pro モデルについて

sora-2-pro モデルは現在、生成中に停止する問題が報告されています。 信頼性の高い結果を得るには sora-2 を使用してください。

API仕様

generate_video

{
  prompt: string,           // 必須: ビデオの説明
  size?: string,            // オプション: "1920x1080" (デフォルト)
  seconds?: number,         // オプション: 5 (デフォルト、4-20)
  model?: string            // オプション: "sora-2" (デフォルト)
}

generate_video_with_reference

{
  prompt: string,           // 必須: アニメーション指示
  reference_image: string,  // 必須: 画像の絶対パス
  size?: string,            // オプション: "1920x1080"
  seconds?: number,         // オプション: 5
  model?: string            // オプション: "sora-2"
}

remix_video

{
  video_id: string,         // 必須: リミックス元のビデオID
  prompt: string            // 必須: 新しいプロンプト
}

retrieve_video

{
  video_id: string          // 必須: 確認するビデオID
}

list_videos

{
  limit?: number            // オプション: 取得数 (デフォルト: 10)
}

download_video

{
  video_id: string,         // 必須: ダウンロードするビデオID
  output_path: string       // 必須: 保存先の絶対パス
}

今後の開発予定

現在、以下の機能は実装されていません（将来的に追加予定）：

  • blend_videos（複数ビデオのブレンド）
  • recut_video（ビデオの編集）
  • create_storyboard（マルチシーン動画）
  • Cameo機能（API対応時）

これらの機能が必要な場合は、現時点ではPython SDKを直接使用することをお勧めします。

参考リンク

ライセンス

MIT

サポート

問題が発生した場合は、以下を確認してください：

  1. - 詳細な改善内容と使用方法
  2. GitHubのIssue - 既知の問題と解決方法

バージョン履歴

v2.0.0 (2025-10-08) - 大幅改善

  • ✅ 正しいOpenAI Video APIエンドポイントに対応
  • ✅ パラメータ形式をOpenAI仕様に修正
  • ✅ リミックス機能の実装修正
  • ✅ エラーハンドリングの改善
  • ✅ 実証済みの機能のみを提供
  • ✅ 詳細なドキュメント追加

v1.0.0 (以前)

  • ❌ ジョブベースAPI（動作不良）
  • ❌ 404エラーが発生
  • ❌ パラメータ形式が不正確

注意: このバージョンは、GitHubの参考実装とOpenAI公式ドキュメントに基づいて大幅に改善されています。旧バージョンで発生していた404エラーは解決されています。