tomo1230/claude_fusion_mcp_server
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Fusion MCP Server for Claude Desktop is a Model Context Protocol server enabling Claude Desktop to interact with Autodesk Fusion for 3D modeling tasks.
Fusion MCP Server for Claude Desktop
バージョン: 0.7.80 (Beta) ファイル連携バージョン
このプロジェクトは、Claude DesktopがAutodesk Fusion を直接操作するためのModel Context Protocol (MCP)サーバーです。このツールをClaude Desktopに追加することで、チャットのプロンプトを通じて3Dモデルの作成、編集、情報取得が可能になります。
このサーバーは、Fusion 内で動作する対応するPythonアドイン fusion_mcp_serverと連携して機能します。
- 作者: Kanbara Tomonori
- X (旧Twitter): @tomo1230
- ライセンス: 本ソースコードはプロプライエタリかつ機密情報です。無断での複製、修正、配布、使用は固く禁じられています。
概要とアーキテクチャ
このツールは、Claude Desktopとの対話を通じて、直感的かつ自然言語ベースでFusion のモデリング作業を行うためのブリッジとして機能します。
処理フロー:
- ユーザーがClaude Desktopで
@Fusion
のようなツール名を指定してプロンプトを送信します。(例:@Fusion 50mmの立方体を作って
) - Claude Desktopは、このNode.jsサーバーを子プロセスとして起動し、
CallToolRequest
を送信します。 - Node.jsサーバーはリクエストをJSONコマンドに変換し、
~/Documents/fusion_command.txt
に書き込みます。 - Fusion 内で起動しているPythonアドインがこのファイルを検知し、Fusion のAPIを実行します。
- Pythonアドインは実行結果を
~/Documents/fusion_response.txt
に書き込みます。 - Node.jsサーバーがレスポンスを読み取り、Claude Desktopに結果を返します。
- Claudeがその結果を解釈し、ユーザーに応答します。
セットアップガイド for Claude Desktop
Step 1: 前提条件の確認
- Claude Desktop: アプリケーションがインストールされていること。(https://claude.ai/download)
- Node.js: v18以降がインストールされていること。(https://nodejs.org/ja/download)
- **Autodesk Fusion **: 最新版がインストールされていること。
- Fusion Pythonアドイン: これが最も重要です。対応するPythonアドイン fusion_mcp_serverがFusion にインストールされ、ツールバーの**「連携開始」**ボタンが押されている状態にしてください。
Step 2: MCPサーバーのインストール
- 任意の場所にこのリポジトリをクローン(またはダウンロード)します。
git clone https://github.com/tomo1230/claude_fusion_mcp_server
- ターミナルでそのディレクトリに移動し、依存関係をインストールします。
cd claude_fusion_mcp_server npm install @modelcontextprotocol/sdk
Step 3: Claude Desktopへのツール追加
- Claude Desktopを開き、左上のツールメニューからファイル>設定の画面に移動します。
- 「設定を編集」のボタンをクリックします。
- 先ほどクローンしたリポジトリのclaudeフォルダにあるclaude_desktop_config.jsonを参考に内容を追加します。Claude Desktopが自動的に
fusion_mcp_server.js
を認識します。
Step 4: Claude Desktopでの使用
セットアップが完了すれば、チャットでFusion を操作できます。
使用例:
@Fusion360 幅50、奥行き30、高さ20の箱を作って
@Fusion360 "MyCube" という名前の立方体を作成して、その寸法を教えて
@Fusion360 最後に作ったボディに半径2mmのフィレットを追加して
APIリファレンス / 利用可能なツール
Claudeは以下のツールを呼び出すことでFusion を操作します。
形状作成ツール
create_cube
: 立方体を作成create_cylinder
: 円柱を作成create_box
: 直方体を作成create_sphere
: 球を作成create_hemisphere
: 半球を作成create_cone
: 円錐を作成create_polygon_prism
: 多角柱を作成create_torus
: トーラスを作成create_half_torus
: 半分のトーラスを作成create_pipe
: 2点間にパイプを作成create_polygon_sweep
: ねじれたリング形状を作成
編集・変形ツール
add_fillet
: フィレット(角丸め)を追加add_chamfer
: 面取りを追加combine_by_name
: ブーリアン演算(結合、切り取り、交差)を実行move_by_name
: ボディを移動rotate_by_name
: ボディを回転
パターン・コピー
copy_body_symmetric
: 対称コピー(ミラー)create_circular_pattern
: 円形状に複製create_rectangular_pattern
: 矩形状に複製
情報取得ツール
get_bounding_box
: バウンディングボックスを取得get_body_center
: ボディの中心を取得get_body_dimensions
: ボディの寸法(体積、表面積など)を取得get_faces_info
: 全ての面の情報を取得get_edges_info
: 全てのエッジの情報を取得get_mass_properties
: 質量特性を計算get_body_relationships
: 2ボディ間の関係(距離、干渉など)を取得measure_distance
: 2ボディ間の最短距離を測定
ユーティリティ
execute_macro
: 複数のコマンドを連続実行select_body
/select_all_bodies
: ボディを選択hide_body
/show_body
: ボディの表示/非表示debug_coordinate_info
: 座標系のデバッグ情報を取得
使用例
YouTube モデるんですAI チャンネル
「しゃべるだけで、世界がカタチになる。」 ことばが、モノになる時代。 『ModerundesuAI』は、AIと会話するだけで3Dモデリングができる、 未来のモノづくり体験をシェアするYouTubeチャンネルです。 Fusion 360やBlenderなどのCADソフトとAI(ChatGPTやClaude)を連携させて、 プロンプト(命令文)でリアルな“カタチ”を自動生成。 初心者からモデリング好きまで、誰でも「つくる楽しさ」に触れられるコンテンツを発信します!
https://www.youtube.com/@ModerundesuAI
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🟢 できること
- 基本形状作成 - 立方体、円柱、球など10種類の基本形状の組み合わせ
- 編集操作 - フィレット、面取り、移動、回転
- パターン作成 - 円形・矩形配列、対称コピー
- ブール演算 - 結合、切除、交差
- 情報取得 - 寸法、体積、質量特性の測定
🔴 できないこと
- スケッチ - 2D図形の自由描画
- 複雑形状 - 自由曲面、有機的な形状
- アセンブリ - 複数部品の組み立て
- 解析・製造 - CAM、FEA、レンダリング
ライセンス条項
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